ビザ・手続き関連

オーストラリアのワーキングホリデービザの申請方法【2020年版】

 
2020.06.01
 
 
ワーキングホリデーの行き先として人気の高いオーストラリア。カナダやイギリスなど、ビザを取得するのに時間がかかる国が多いですが、オーストラリアはどうなの?と疑問が浮かびますよね。
オーストラリアのワーキングホリデービザは比較的取得しやすく、また一定の基準を満たせば、セカンドビザやサードビザなどの取得も可能なので、海外移住を目指す人にもチャンスがあります。

今回は、オーストラリアのワーキングホリデービザの申請方法について紹介したいと思います。
 
 
 

申請する前に必要なものリスト

 

 

  • パスポート
  • クレジットカード
  • Eメールアドレス
  •  

    この3つは絶対に必要となります。

    パスポート
    海外に行くため、そしてビザ申請には必須なので、必ずビザを申請する前までには取得しておきましょう。
    ビザの許可が降りたらビザ情報がパスポートのICチップに登録されます。

    クレジットカード
    申請のときの支払いに使います。自分名義のものでなくても大丈夫です。

    Eメールアドレス
    スマホのアドレスではなく、パソコンで使えるものが必要になります。(Gmailとか)

     
    逆に言えば、これだけあれば申請が出来てしまうわけです。
    オーストラリアが日本のワーキングホリデー加盟国で本当によかったと思う瞬間です。

     
     
     

    早速アカウントを作成してみよう!

    まずはじめにオーストラリア政府のサイトでアカウント(Immi account)を取得します。
    これを取得しないと申請画面へ進むことができません。
     

     
    オーストラリア政府の公式サイトへ行き、【ImmiAccount】を押して、自分のアカウントを作りましょう。

    オーストラリア政府公式サイトへ行く

     
     

     

    作業はいたって簡単で、画面下へスクロールした先にある【Create ImmiAccount】のボタンを押して、作成を始めます。

    画面が切り替わった先で名前や連絡先、住所を入れていきましょう。

     

     
     
    次の画面では秘密の質問と答えを設定します。内容は必ずメモをして忘れないようにしておきましょう。
    ユーザーネームは自分のEメールアドレスを使用して大丈夫です。パスワードはこの時に一緒に設定します。
     

     
     
    【Submit】を押してアカウント作成がひとまず完了となります。
    この後に出てくる画面で【continue】を押して進んでいきます。

     
     

    アカウントの登録後、移民局から登録したEメールアドレスに自動メールが送られてきます。

     

    Confirm your ImmiAccount email addressというタイトルでメールが来るので、中のリンクをクリックします。
    【Please use the following link to confirm your email address】(このリンクを押してEメールアドレスを確定させて下さい)とのことで、自分のEメールアドレスで合ってますよという確認になります。

    このメールが送られてきてから28日以内にリンクをクリックしないと、リンクの有効期限が過ぎてしまい、自分のメールアドレス宛に移民局からのメールが届かなくなるので、お気をつけ下さい。

     
    アカウント作成はこれですべて完了です!

     

     
     

    アカウント作成を終えたら

    アカウントが無事に作成できたら早速申請に取り掛かりましょう!
    アカウント内の【New application】を押して開始します。

     

     

    ここでは申請するビザの種類を選びます。
    【Work & Holiday】を選び、更に【First Working Holiday Visa (417)】を選びましょう。
    ※これは日本を含む他の国のワーキングホリデー用のビザで、別にあるワーホリと同じ内容のビザは、ヨーロッパやイギリス系の人が取れるワーキングホリデー用のビザなので、私達日本人は申請することができません。

    また、2回目のワーホリビザ申請の人は、【Second Working Holiday Visa】を選択して申請していきます。
    国内からの申請か、国外からの申請かを選択できるので、それも選択しましょう。

    メニューのボタンを押すと、次にこの画面が出ます。
     

     
    画面真ん中のボタンを押して次へ進みます。

     
     

    こちらはオーストラリアについての説明、価値や暮らしについて書かれています。
    国に入れば国に従えということで、オーストラリアのルールに従うことが申請の条件になります。
    右下の【Next】を押して次へ進みます。

     

     
     

    次の画面では名前、性別、出生地、誕生日や婚姻について記入していきます。
    【Your country of residence】は現在の居住地ということなので、日本を選びます。
    ※ファーストワーキングホリデービザは国外からの申請しかできません。セカンドやサードビザの場合は国内からの申請が可能です。

     

     

    パスポート情報や質問に答えたりなどしてこのページは終わりです。
    【Next】を押して次へ進みます。

     
     
    次の画面では入力内容の確認を行います。内容を確認して合っていたら【Yes】を押し【Next】で次へ進みます。

     

     
     
     

    次の画面では自分の職業について答えます。一番上に職業を英語で書いてください。

     

     
    【Industry】では自分のいる業界を選びます。

     

     
     

    職業一覧

    【Agriculture, Forestry and Fishing】農業、林業、漁業など
    【Mining】鉱業
    【Manufacturing】製造
    【Electricity, Gas and Water Supply】電気、ガス、水道
    【Arts and Recreational Services】芸術、娯楽
    【Construction】建設工事
    【Retail Trade】小売
    【Accommodation, Cafes and Restaurants】宿泊、飲食
    【Transport and Storage】運輸、倉庫
    【Communication Services】通信
    【Finance and Insurance】金融・保険
    【Property and Business Services】不動産
    【Government Administration and Defence】政府機関
    【Education】教育機関
    【Health and Community Services】医療、公共サービス
    【Cultural and Recreation Service】文化事業
    【Personal and Other Services】自営業等
    【Other Services】その他

     
    その次には最終学歴を選びます。

    最終学歴一覧

    【Higher Degree Course】高等学位、大学院
    【Degree Course】大学学位
    【Diploma Course】ディプロマ、短大
    【Technical or Training Certificate】技術・研修資格、専門・専修学校
    【College Degree】大学卒業
    【Senior High School Degree or Certificate】高校卒業資格
    【Junior High School Degree, Certificate or Report】中学卒業資格
    【Other】その他

     
    選び終えたら【Next】を押して次へ進みます。

     
     
     

    この画面では、住所と電話番号を記入します。

     

     
    最後の部分は、移民局との連絡に対し代理人を立てるかどうかを選択することができます。
    個人で申請している人は【No】を選べば大丈夫です。

    【Next】を押して次へ進みます。

     
     
     
    この画面では、郵送先の住所を書きます。

     

     

    居住所と郵送先が同じではない場合は、ここで知らせることができます。

    その下にあるのは移民局と連絡取るときの説明書きです。自分が受け取る用に必要なEメールアドレスを正確に記入しましょう。
    ※Eメールアドレスは、必ずパソコンで見られるものを使用して下さい。

    その下には「郵送でのやり取りを希望する方はチェックをして下さい」と書いてあるので、メールでやり取りする方は空欄にしましょう。

    そのあとの大使館についての選択は【Tokyo】を選べば大丈夫です。(日本からの申請なので)

    【Next】を押して次へ進みます。

     
     

     

    次に、このページは健康に関するものです。

     

     
    3ヶ月以上学校に通う人、医療系の仕事をする、もしくは勉強をする人、保育園や託児所などのチャイルドケアの仕事をしたり研修、実習をする人、は該当する質問箇所に【Yes】と答えて下さい。

    ※医療関係者とチャイルドケアの仕事をする人は渡豪前に日本で健康診断を受ける義務があります。

     
     
     

    次のページは人格に関するものです。

     

     
    こちらは全て【Yes】か【No】で答えていきますが、全て【No】になると思います。

    チェックが終わったら【Next】を押して次へ進みます。

     
     
     

    このページは情報の正確性に関する宣誓です。

     

     

    こちらも【Yes】と【No】の選択になると思いますがこちらは全て【Yes】になります。
    チェックが終わったら【Next】で次へ進みます。

     
     
     
    次のページは、入力内容の確認です。

    最初から最後までの全ての記入事項、チェックの内容の確認をします。
    全て大丈夫であれば【Next】を押して次へ進みます。

     
     

    画面真ん中の【Submit Now】ボタンを押して次へ進みます。

     

     

    支払い画面では、クレジットカードで支払いをします。
    支払手続きが完了したら全ての申請が完了します。

    ※申請費用は485ドルになります。(2020年6月時点)
    去年から35ドルの値上がりです。ビザ類は年々申請費用が高くなってきているので、ワーキングホリデーを始めとするオーストラリアビザの申請を考えている場合は、早め早めの行動が必要です。
     
     
     

    申請したら後は返信を待つだけ!

    申請後は移民局からの返信をひたすら待つだけ。
    といっても、オーストラリアのワーキングホリデーのビザは比較的すぐ降りると有名で、筆者がビザを申請した際も次の日にはすぐに降りました。(友人は申請してすぐにメールが届いたとのこと!!は、早い……)
    Grant Notificationというメールが来たら、ビザが取れたことになります。添付されているPDFファイルはしっかり保管しましょう。

    移民局のサイトには15日~44日ほどかかると書いてあるので、それ以上しても連絡が返ってこない場合は再度移民局に連絡をしましょう。

     

    ビザは入国してから1年間有効になるので、許可がでてから1年間で失効ではなく、許可後1年以内に入国し、入国してからまた1年間オーストラリアに滞在することができます。1年以内に入国できない場合は申請費用もビザも台無しになってしまうのでお気をつけください。

    以上、オーストラリアのワーキングホリデービザの申請方法でした。
     
     

     
     

     

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