アクティビティがいっぱい!フィリピンのボホール島へ行こう
2020.06.04
南国の島国、フィリピン。フィリピンといえば、バナナや美しい海でのスノーケリング、南の島でのバカンスに語学留学と、さまざまなイメージがありますよね。
フィリピンへ旅行に行く際にもっとも人気なのが【セブ島】だと思いますが、そのセブ島から行ける島、ボホール島をご存知ですか?今回は、セブ島から日帰りでいけるアクティビティ満載の魅力の島【ボホール島】について紹介したいと思います。
目次
- 1 ボホール島ってどんな島?
- 2 ミニバンのツアーに入った場合どこへ行けるの?
- 3 ボホール島のアクティビティと観光スポット
- 3.1 チョコレートヒルズ(Chocolate Hills)
- 3.2 シパタン・トゥイン・ハンギング・ツリー(Sipatan Twin Hanging Bridge)
- 3.3 ビラー・マンメイド・フォレスト(Bilar Man-made Forest)
- 3.4 バタフライファーム(Habitat Butterflies Conservation Center)
- 3.5 フィリッピン・ターシャー自然保護区(Philippine Tarsier Sanctuary)
- 3.6 ロボック リバークルーズ(Loboc River Cruise)
- 3.7 ロボック・エコトゥーリズム・アドベンチャー・パーク(Loboc Ecotourism Adventure Park)
- 3.8 ボホール島から橋を渡って他の島にもいける!
- 4 行き帰り合わせて総額いくらほどかかる?
- 5 まとめ
ボホール島ってどんな島?
ボホール島(Bohol Island)は、マニラから飛行機で約1時間、セブ島からは、セブ港(Cebu-Pier1&4)からボホールのタグビララン港行きの高速フェリーに乗って2時間ほどで着くフィリピン中部に位置するビサヤ諸島の島で、ボホール州にあります。人口は約114万人で、国内10番目の大きさを持つ島です。
ボホール島自体は、リゾート地として人気であり、また、アクティビティが盛んなので日帰りで訪れる観光客も多いです。
また、フィリピンメガネザル(Philippine Tarsier、別名:ターシャ)という世界最小級の霊長類の生息地でもあるので、それを目当てに訪れる人も多いです。
セブ島は熱帯モンスーン気候に属しているため、年中温暖な気候で、年間を通して25-30℃ほどの気温を保っています。季節は日本と違い、乾季と雨季があります。
乾季は大体12月~5月で、雨季は6月~11月になり、観光に適した時期は乾季とされています。
なので、ボホール島への観光も12月~5月、特に2月~5月の間がおすすめです。
島ではダイビングやジップロックなどのアクティビティが出来たり、メインの観光スポットを周るミニバンツアーもやっています。
港へ到着すると、数多くの客引きが声をかけてくるので、交渉と観光人数次第では、自分たちで回るよりも格段に安く済ますことができるので、場合によってはツアーをお願いしてドライバーと共に観光地をまわるのもおすすめです。
ボホール島への行き方
セブ島からは、セブ港からタグビララン港までの高速フェリーを使用します。
所要時間は約2時間で、値段は往復500php~(約1100円~)、時刻表は以下の通りになります。(2020年6月時点)
<CEB-TAG>
05:50 AM
08:15 AM
11:00 AM
01:15 PM
03:35 PM
06:00 PM
<TAG-CEB>
05:50 AM
08:15 AM
11:00 AM
01:15 PM
03:35 PM
05:45 PM
高速フェリー会社の公式サイト:Super cat
また、チケットの購入は当日港のチケット売り場で買うことができますが、出発30分前までしか購入できないので、港へは30分前には着くようにしましょう。不安な場合は、モールなどでフェリーチケットを事前購入することができるので、あらかじめ購入しておくのがいいでしょう。
ちなみに私がいったときは当日セブ港で行きの券を、タグビララン港で帰りの券を購入しました。帰りは意外と混んでいるので、はやめに購入しておいたほうがいいでしょう。帰れない!なんてことになると大変なので。
ミニバンのツアーに入った場合どこへ行けるの?
私が行った際は、フェリーから降りたすぐの場所で客引きをしてるフィリピン人ガイドが声をかけてきたので、友人たちと交渉しました。当初は3000PHP(約6540円)でツアーをしてくれると言われましたが、ボホール島へは7人で行ったため、どうしても割れる値段にしたかったので3000PHPを2100PHP(約4580円)に割り引いてもらった上でツアーをお願いしました。
なので実質1人あたり300PHP(約660円)でした。今思えばかなり格安ですね。
ですが、帰宅後留学先の先生(フィリピン人)に値段について聞いた所、その値段が妥当だと言われたため、交渉をする前の料金は観光客価格だったんだと思われます。
ツアーでは、行きたい場所を予め伝えておけば、時間内に各スポットを回れるようにツアーを組んでくれます。また、その付近のおすすめスポットなどをその都度教えてくれ、行きたいかどうかも聞いてくれたのでその場で決めていました。
主にメインとして有名なのが【チョコレートヒルズ】や【ターシャのいる保護区】、【リバークルーズ】でビュッフェを食べたりするツアーですが、これらは最初に色々おすすめされるので必要であれば行きたいと伝えましょう。その際にかかる値段など(ビュッフェや入場料がかかる場合)教えてくれるので安心です。
また、観光スポットはボホール島の南部に集中しているため、ツアーにはいらなくてもバンや車をレンタルしてまわることも可能です。ですが、その場合は国際免許証が必要になるので、必ず取得していきましょう。
現地で入らずに、はじめからツアーに入っていくこともできます。
現地での手続きが不安だったり、日本語のガイドが必要な人におすすめです!
【ボホール島ツアー】世界最小メガネザル+チョコレートヒルズ+ジップバイク<船上ランチ/日本語ガイド/高速船/往復送迎可>|Voyagin
ボホール島のアクティビティと観光スポット
チョコレートヒルズ(Chocolate Hills)
チョコレートヒルズは、もともと200万年前に海底に存在しており、それが陸地になった時にサンゴ層が薄くなって50㎢ 以上の面積に1,260個以上に達する丘が出来たそうです。丘の大きさは30mから50mほどの円錐形で、大きいものでは120mほどの高さのようです。
乾季にはいると緑色の丘々が、葉が枯れることによって茶色に変わり、その光景が有名チョコレート「ハーシーキスチョコレート」に似ているためチョコレートヒルズと呼ばれるようになったとか……。完全にチョコレート色の丘が見たい場合は、4月から6月にかけて色が変わるのを見計らっていくようにしましょう。
↓ハーシーのキスチョコレートはこちら
話をしていると食べたくなってしまいますね。
チョコレートヒルズでハーシーのキスチョコと共に写真を撮るのもかわいいかも?
チョコレートヒルズは港から約1時間ほど車を走らせた場所にあります。
エントランス費用は1人50php(約109円)になります。
所要時間:20~30分
入場料:50php(約109円)
公式サイト
シパタン・トゥイン・ハンギング・ツリー(Sipatan Twin Hanging Bridge)
竹でできた橋を渡り歩くことができるスポット。
歩くたびにぐらぐら揺れたり、ぎしぎし鳴るのがスリル満点!下を流れるエメラルドの川の水がとても美しく、景色を見ながら橋を往復するのも楽しいですよ。
所要時間:15分
入場料:35php(約77円)
ビラー・マンメイド・フォレスト(Bilar Man-made Forest)
チョコレートヒルズとターシャ保護区の間に位置する森林で、緑の美しさに目をみはる写真スポットです。
木々が道路に覆いかぶさるように囲まれているせいか、木のトンネル内を走っているように感じます。
住所:Loay Interior Road, Bilar, Bohol
所要時間:10分
入場料:無料(道の途中なのでいつでも降車可能)
バタフライファーム(Habitat Butterflies Conservation Center)
バタフライファームでは、色々な種類の生きた蝶を初めとした標本や幼虫、蛹など色々な蝶の姿を見ることができます。
こちらはエントランス費45phpでした。虫類が苦手ではない方にはすごくおすすめのスポットです。
いろとりどりの蝶の展示から、生きた美しい蝶たちを間近で見られる機会は日常生活ではなかなかない体験です。また各グループに1人ガイドさんがつくので、色々と説明を聞くこともでき、正直ここではかなり楽しみました。(笑)
住所:Habitat Eco Park, Lalawigan ng Bohol
所要時間:30分~
営業時間:7:30-17:00
入場料:45php(約100円)
フィリッピン・ターシャー自然保護区(Philippine Tarsier Sanctuary)
ターシャの保護区ではターシャの柄のジプニーが置いてあったり、ターシャについての記述や、実際に保護されているターシャを見ることが出来ます。また、ここに隣接するお土産屋にはぬいぐるみやキーホルダー、Tシャツなどターシャグッズがたくさん置いてあるので、ターシャグッズを買っていきたい人には嬉しい場所です。
ターシャはとても敏感な動物で、大きな音や触られたりなどからのストレスで死んでしまうことがあります。なので、保護区では沈黙を守ること、カメラはフラッシュ禁止、触るのは厳禁とされています。本当に大切なことなのでルールは守りましょう。
エントランス費は60phpでした。ターシャの場所は最後に行ったので、ここから港までは1時間ほどでした。
住所:Tarsier Sanctuary Rd PH, Corella, Bohol
所要時間:30分~
営業時間:9-16
入場料:60php(約130円)
公式サイト
ロボック リバークルーズ(Loboc River Cruise)
定員50人ほどのクルーズで、1時間かけて川を下って上りながら、船内でビュッフェを楽しむことができます。
途中でダンスのショーや演奏をみることができたり、フィリピンの子どもたちが川遊びをしてる様子などを横目に、ボホール島の自然を感じられます。
所要時間:60分
営業時間:8:30-17:30
料金:600php(約1300円)※ドリンク込み
公式サイト
ロボック・エコトゥーリズム・アドベンチャー・パーク(Loboc Ecotourism Adventure Park)
ここでは、ジップラインが人気のアクティビティです。
ツアーで来る人も多いようで、人が多いと待ち時間が発生することも。大自然の上をジップラインで滑っていくのがなんともいえない爽快感があって癖になります。ジップラインをしながら動画を回す人も多いですが、ここで落とすと100%探し当てることは不可能ですので、くれぐれも落とさないようにしっかり固定しておきましょう。また貴重品にもお気をつけください。
帰り道はジップラインにするか、空中自転車?に乗って帰るか選ぶことができます。
住所:Tarsier Sanctuary Rd PH, Corella, Bohol
所要時間:40分
営業時間:8:30-17:30
ジップライン料金:450php(約1000円)~
ボホール島から橋を渡って他の島にもいける!
ボホール島から、橋を渡ればすぐのパングラオ島(Panglao Island)にも行けます。
パングラオ島はリゾート地としても有名で、ア口ナビーチなど美しい海とお洒落なヴィラが連なるビーチがあります。Tagbilaran’s Dao Terminal(港付近)からバスがでているので、バスで行くことも可能ですが、基本的にはホテルの送迎サービスを利用することになるでしょう。
ビーチの他に、ヒナグダナン鍾乳洞(Hinagdanan Cave)などもあります。
エメラルドの透明度のある美しい水が、洞窟から漏れ出る太陽光に反射して光る様はとても美しいです。
比較的小さめの洞窟なので、洞窟散策だけだとすぐ見終わってしまう可能性があります。ちょっと立ち寄るくらいに思っておいたほうがいいかもしれません。
また、125php追加で鍾乳洞内を泳ぐことができますが、レビューでコウモリが生息しているとコメントがあったので、泳ぐ際に水を飲んだりしないように気をつけましょう。
所要時間:20分
営業時間:7:30-17:00
入場料:50php(約110円)※泳ぐのに125php(約280円)
行き帰り合わせて総額いくらほどかかる?
※2016年の値段なので、今はおのおのだいぶ上がったようです。
(帰りは安いチケットが変えず高い席のほうでした。チケットのグレードによって値段は変わります)
※8人~10人乗りを7人でシェア+運転手
一人あたり1314php(2710円)かかりました。日帰りで色々な体験ができて、この値段はフィリピンならではのコスパですね。フィリピンに4泊5日、もしくは学生などでセブ島に滞在する場合は是非足を伸ばしてみてほしい島です!
まとめ
ツアーをする場合は事前にどこへ行きたいか、そして帰りは何時のフェリーに乗るのかということを告げておけば、それに合わせて可能なツアーを組んでくれたりもするので、計画を立てて周ることをおすすめします!
フィリピンには沢山の魅力的な場所がありますがボホール島もその1つ。
なによりここでしか見られない生き物や景色があるので、フィリピンに来る際は是非ここも検討してみてください。
また、ボホール島はエントランス費がちょこちょこかかるので、細かくお金をくずしていくことをおすすめします。